隠れ趣味



サクラは最近気になることがあったそれは
ここずっと誰かの視線を感じるのだ
それは外にいるときと家の中にいるときも変わりない




なんかいいことが続かないサクラは溜息を付いた
いつもの任務終了帰りにサスケを誘ってもまた断られるんだろうと思って今日は誘わなかった
そう思っていた矢先、
「サクラ、、今日一緒に帰らねえか?」
サスケの方から誘ってきたのだ
こんなチャンスめったにないサクラはその誘いを返事二つでOKした


ふとした事からサスケの家にお邪魔することになったサクラ
コレもまた、サスケから切り出してきたことだった
いつもと違って積極的なサスケにサクラは少々戸惑った

「サスケ君、、今日なんかいつもと違うね、、、」
「そうか?」
二人はリビングのテーブルでお茶を飲んでいた
もちろん、お茶はサスケが入れたサクラの口に合うように紅茶にした





サクラはサスケの入れてくれた紅茶を美味しそうに飲んでいる
「なに?サスケ君??さっきからどうしたの、ぼーっとして、、」
「あ、、ああワリイ、、」


サスケはお茶を飲みなおす
サクラも安心してまた紅茶を飲み始めた

「、、、、」



暫くしてからサクラは急に眠くなってきた
今サスケはお手洗いで席をはずしている
(、、どうしよう、、人の家で、、、)
その眠気が強烈でサクラはすぐ眠ってしまった








「やっと薬の効果が出てきたみたいだな、、、」
実は、サスケはサクラの飲むお茶に睡眠薬を入れておいた
目的は、、、


「サクラの寝顔が欲しかったんだよな、、、」
手にはカメラがある
「部屋でのパジャマ姿での寝顔もいいけど、こうやって普段着で他人の家で無防備な
 姿をしているというのがいいんだよな、、、」
サスケはサクラの寝顔をいろんなアングルから撮る


「可愛いな、、俺のコレクションが増える、、コレで三冊目だな、、」
そのアルバムのかなにはありとあらゆるサクラの写真が、、、
普段の任務の時、笑顔、家の中、ベッドでの寝相、部屋にいるとき
極めつけは着替え中の写真、お風呂場での写真があった
一体どうやってそんなことをしていたのだろうか、、、、、


「俺の家でのサクラの写真がちょうど欲しかったんだよなこの寝顔、、うんいい」
サスケは眠っているサクラの頬に指を突っついた
「う、、、ん、、、」
サクラが反応を見せて寝相が変わる



また、カメラを取りまくるその繰り返し



最近のサクラの気になる視線の犯人はどうやらサスケのようだ
サクラのありとあやゆるプライベート写真をカメラに収めてコレクションにしていたのだ
それでは飽き足らず、今回サクラをそそのかして自分の都合のいいように
サクラのポーズをかえて写真を撮り続けている
薬の効き目は三時間その間、フィルムは50本いったとかいかないとか、、、、、











その後暫くしてたらサクラの目が覚めた
「あれ、、、そうか私寝ちゃってたんだっけ、、、」
周りを見てもサスケの姿が見当たらない
「サクラ。目が覚めたんだな」
何食わぬ顔をしてサスケはサクラに声をかけた
「ごめんね、私寝ちゃった、、」
「気にすんな、、疲れが出たんだろ」


「ウンありがとう」




「なんか腹減ったな、、」
時計を見るともう夕方だった
「じゃあ、お詫びになんかつくるよ!!」
「悪いな、、」
「ううん!!」


サクラは台所へ向かった
サスケはこのチャンスを見逃すまいとサクラに気付かれないように
後ろからカメラを向けたフラッシュがたけないのが残念だが、、、


「ね、、サスケ君なんか変な音しない?」
「空耳だろ?」
「そうかな、、、、、」



かくして台所に立ったサクラの写真は無事ゲット!





「おまえ、、料理上手だな、、」
「ホントにありがとう」
結局二人で夕飯を食べることになりその後二人であと片付けをしたあと
サクラは帰っていった。





その夜、新しいサクラの写真を入手したサスケのにやけた顔が
あったとかなかったとか、、



「、、今度は何か着せて撮りたいな、、、サクラ、、頼んだら来てくれるかな、、」




新たな野望が芽生えた、、、、、






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あず様に捧げます
キリリク
サスケが意味ありでサクラを連れ込む話
二人とも12歳設定、サスケは壊れ気味

コレは果たして壊れているのでしょうか?
サクラのストーカーうちはサスケなんか素で変態だったな(笑)
たぶんサスケは毎日サクラの部屋を除き見て隠し撮りとってます。
ポイントは、着替え中とお風呂。着替えはともかく
お風呂はどうやって(笑)たぶん写輪眼の悪用(笑)
こんなもので宜しければ貰ってください

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