洋服



「ねえ、サクラ決まった??」
「コレとコレどっちにしようかなって、、」
「どれどれ見せて?」

サクラといのは二人でショッピングをしていた
いのが“買い物に付き合って”と昨日電話があったのだ
その日は、サクラもオフだったし自分も新しい洋服が欲しかったので承知した
今、二人がいるのは木の葉の女の子に人気のあるショッピングセンター
洋服、アクセサリー、靴、雑貨、レストラン街、カフェなど最近出来たものだった
中には、海外からの輸入品もあったりと話題を呼んでいたのだ


「そうねーサクラは青よりかは、赤とかオレンジとか明るい服とかの方がいいんじゃない?」
「そういういのは明るい色より紫といった落ち着いた色の方が似合うわよね」
「それってそのまま忍服じゃない!」
「いのの方こそ!!」
「「あははは」」



「ねえ、いつもと違う色を選んでみない?」
「ことコレ交換って事?」
「そういうこと」
洋服を買った後、それに似合うアクセをかって、靴選んで、、女の子の楽しみを満喫させていた
小腹がすいてカフェでお茶を飲んでいたが、いきなりいのが面白いことを言ったのだ
「面白そうね、、」
「でしょ?」
そんなわけで、いのとサクラは自分の買ったものを相手に渡した
「ちょっと着てみない?」
「私もそう思ったところ」
二人はトイレに入って着替え始めた




「どう?」
「でこりんの癖に似合ってんじゃない」
「いのぶたさんこそお似合いで、、」
「「ふふふふ」」



買った服を着たまま二人は木の葉の表通りを歩いていた時
「サクラちゃん、いのチャン」
「「ヒナタ!!、、後テンテンさん」」
「こんにちわ」





偶然会った四人
早速、近くのお店で会話が華に咲く
「そうなのよーネジったら〜」
大半が、自分の恋人の自慢と愚痴だが、、、
「シカマルもさーいっつもメンどくせーって」
「、、ナルト君、、いっつもすぐ行動とるから、、心配で、、」



「「「で?サクラ(チャン)は?」」」



サクラは三人の話を聞くだけでサスケのことは言わなかったのが三人を好奇心を刺激させた
「別に普通だよ、、」
「うそ!あのサスケ君よ!!絶対ナニカあるわよ!!」
(私のサクラをとったんだから、サクラに洗いざらい言ってもらわなきゃね!!)
いのが反論する
「普段サスケ君サクラちゃんにどんな態度とるのか知りたいな」
(サクラちゃん真っ赤になって可愛い)
以外にヒナタものってきた
「私もそう思うわ」
(ふふふふ、、)
テンテンも駄目押しする



「ホウラ噂をすれば、、、」
いのが指差した方向を見るとサスケがいた
「サスケ君!!」
「サクラ、、と、、、」
「はぁーいサスケ君」
「何してるんだ??」
「見て分からない?皆でお話」
サスケはため息をついたこのままでいたらいのに振り回されそうなので早く帰ろうと思って
「、、、サクラ、、、来い!!いくぞ!!」
サスケはサクラの腕を掴んで帰ってしまった
サスケの余りの強引さに三人はただただ呆然としていた



「サスケ君て嫉妬深いのね」
「、、、普段そういう人ほどそうだって言うからね」
「可愛いじゃない私達にやきもち焼いてんだから、、」









「サスケ君ちょっと痛い」
「ああワリイ」
結構強く握っていたのか桜の腕にはサスケが握り締めた後ガ残っていた
「私はただ、、いの達と話をしてただけなのに、、」
「ごめん、、、」
サスケは楽しそうなサクラを見ててその笑顔が他人に向けられているのが少し腹が立った
「でもいいや、今こうしてサスケ君と帰ってるわけだし」
とびっきりの笑顔をサスケに向ける




「そういえば、、服いつもと雰囲気違うな、、」
今思えばサクラはいのが買った服を着ていたことにきずいた
「気付いてくれたんだ。実はね、いのと買った服交換したのいつもと違う演出って奴!!」
似合う?と言いながらサクラは翻した
「、、、、、、、、」
いのが買った服をサクラが着ている?サクラが買った服はいのが着るだと?
それどういうことだよ?
サスケは内心複雑だったただに交換と言うことは分かっていたが気に入らない
「サクラ、、俺のうち寄っていかないか?」
「いいの?」
「ああ」
ただサスケはいのが選んだ服を速く脱がせたいだけだった
「行くぞ!!」
「なんか変なサスケ君」
サスケはサクラの手をつないで歩き始めた







その後、サスケの家から帰るサクラの服装はサスケの服を着せられていた
顔を真っ赤にしてそわそわしながら小走りで気配を消して帰っていったのを
いのたちが目撃し次の日サクラはさんざんに問い詰められ
サスケはいの達に暫くからかわれたとか






「サスケ君何〜?自分の服サクラになんか着せてんのよぶかぶかじゃない」
「お前が選んだ服を着せるよりましだ」
とうとうサスケは開き直った

「、、、服にまで嫉妬することはないと思うけど、、サクラの大変ね、、」
いのはサクラに手を合わせた
(哀れサクラ頑張りなさいよ)
「なんか言ったか?」
「ううん別に」
「じゃあ俺は行くぞ」
「はいはい、サクラによろしくね」






うちはサスケサクラに近づく者、サクラが他人の物を持っていると嫉妬する




この噂が木の葉に流れたとか流れなかったとか、、、





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hitoさまのリクエストサクラ受け小説
最後のほうにサスケが出てくると言うことで、、、
コレのどこがサクラ受け小説なのか?

私的に
いのとサクラ くノ一×サクラ サスケ×サクラ
という順番にして見ましたが、、いかがでしょうか?
サクラ受けときて何故くノ一×サクラがきたのかが自分でも不思議


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