「サスケのことなど忘れてしまえ。」

それが、あの人の口癖だった。


口癖


「そろそろ、観念したらどうなんだ?」
イタチはあきれたように言った。
「、、、、、。」
サクラからの返答は無い
「すべてを捨ててしまった奴の事なんか忘れてしまえ。」



その日は雨の日だった。
サスケが里抜けをしてから随分経った日のことだった。
サクラは自暴自棄に修行に明け暮れる日々でやつれていた。
一日中体を酷使して、疲れさせて、サスケのことを考えないようにしていた。
ナルトやカカシから心配の言葉も出たが

「大丈夫だよ。」

の一点張りで決してよ弱音を見せなかった。


傘も差さずに歩いて演習場所へ行く。
服も濡れて冷えきっているけど気にしないまだまだ、、、まだ足りない!!

「私、、一体何してるんだろう、、?」

木に手裏剣を投げる手裏剣はただ寂しく木に刺さっていくだけだった。
無理に体を鍛えてもうぼろぼろ、、おまけに雨、体調は最悪。
頭が痛くなってくる、体が熱い、視界がぼやける、、、
完全に風邪をひいたなと思った時にはもう遅かった。
スローモーションに周りが展開していくまるで映画を見ているような感覚だった。


雨に打たれてサクラは地面へと倒れていった。


「ん、、、?」


雨の日なので人がいないだろう森をイタチは歩いていた。
向こうにに誰かが倒れているのを見つけた。
よく見ると、少女だった。

薄紅の髪、、、年は自分の弟と変わらない年だと思われる。
助ける義務も義理も無いが、、イタチは少女を起した。

「こんな所で何をしている。」
「、、、、ん、、あ」
サクラはうっすらと目を開ける。
ソコに見えたのは、、視界がぼやけてハッキリ見えなかったが

写輪眼、、、

サクラは何か言いたそうだった。

「どうした、、」
「、、、で、、、行かないで、」
「、、、」
イタチはサクラの言うことに耳を傾ける

「、、ヤダ行かないでよ、、」
声はとても弱弱しい、、体が弱っているのが震えている。
「、、音になんか、、行かないで、、サスケ君、、、」


「サスケ、、、?」
おそらくサクラはイタチとサスケを見間違えたのだろう。
「音、、?どういうことだ、、」
イタチには引っかかる点があった。
サスケと音コレじゃサスケが木の葉を捨てて、音に行ってしまったように聞こえたが、、
とりあえず、このまま体を冷やすといけないのでイタチはサクラを自分が借りている宿に運んだ。

サクラの息が荒い熱が上がってきたのだ。
服を脱がせて、体を拭いて、着替えさせるあいにく宿の浴衣しかなかった。
布団にサクラを寝かせた。

「、、はあはあ、、」
サクラは苦しそうだった。
汗がたくさん出ていて寝苦しいのだろう。何か話かけてるみたいだが良く聞こえない。
イタチは自分の手を水につけてそれからサクラの頬に触れた。
「、、ああ、、」
サクラは気持ちよさ様な顔をする。


サクラは両手をイタチの手に触れた。
「お願い、、だからここにいてよ、サスケ君、、、。」
「、、、。」
イタチはゆっくりサクラの浴衣の帯を解いた。
「今、、楽にしてやる、、。」
「サスケ君、、、」
サクラはイタチの顔に触れた。視界がハッキリしてないので見分けがついていない。
「サスケ君、、どこにも行かないで、、」



夜中、、少女のか細い悲鳴が聞こえた。




朝、サクラは目が覚めた。
自分は布団の中で寝ていた。
「私、、昨日どうしたんだっけ?」
よく見ると裸で、、隣に、、
「えっ、、」
知らない男が寝ている。
「目が覚めたんだな。」
急に男はむくっと起き上がった。
綺麗な長髪の黒髪に瞳は写輪眼、、
「あなたは、、」
「サスケの兄のイタチだ、、。昨日のこと覚えてるかい?」

昨日、サスケが現れてそして、、、、、

「君を抱いたのはサスケじゃない俺だ、、。」
「、、、、、。」
現実が突き刺さる。
「嘘、、。」
「嘘じゃない本当だ。だから君はここに居るんだよ。」
「貴方なんか、、大嫌いよ!!貴方のせいよ!!サスケ君を返して!!」
サクラはうちはの一族のことを知っている。
元凶がこのうちはイタチということを知っていた。
(こんな男に私は、、!!)



「サスケのことなど忘れてしまえ。」
「ん、、!!」


イタチはサクラを組み敷いた。
「なに、、。」
「もう、、君を帰さないよ。サスケにも渡さない。」
イタチは口を割って舌を入れてきた。
「ん、、、!!」
激しくて息ができない。
裸のままで体を撫でられる。気持ち悪い。
イタチの口が首に来て胸、お腹、、サクラの秘部へと移動していく。
「濡れてるよ、、ここ、、。」
イタチはわざと音を立てて舐める。
「あああ、、あ!!あっ」
音がサクラの羞恥を引き立たせる。
「いやあ、、あ」
イタチはサクラの脚を開かせて肩にかけて己をあてがる。
「あああ、、!!」
サクラはいきなり体を慣らされないでいれられて痛みを伴う。
イタチはそんなことを気にせずスライドを始めた。
「、、少しきついね、、、。」
初めは、ゆっくりスライドさせてだんだん早くなっていった。
腰を一気に進めて揺さぶる。
「やあああ!!」


「やめて、、やめて!!お願い!!」
イタチはサクラの脚を戻し、体を反転させうつ伏せにした。
腰を高く上げさせて上にかぶさり胸を刺激しながら動いた。
「やだ!!こんな、、」
イタチはもくもくと動いていく。
「ああああああ!!」
サクラは身震いをした。
「はあ、、はあああ!!」
サクラは絶頂を迎えたがイタチは止めてくれなかった。
顔は見えない怖い。
「つああ!!、、、あああ、、、」





狂宴が続いた。




「そろそろ、、、諦めたらどうだ?」
サクラは涙を流しながら横たわっていた。
もう、何日経ったのか、、ずっとイタチの腕の中で鳴かされた。
もう、しゃべることさえ辛い。
「サスケのことなど忘れてしまえ、、。」
いつも、聞こえるのはこの言葉に惑わされいいなりにされてしまいそうだ。
「すべてを捨てた奴の事など忘れてしまえ。」
サクラからの返事は無い。
「そして、、俺のもになってしまえ、、。」


イタチは静かにサクラの髪を撫でながら優しい声で囁いた。









モウ、、、イイナリニナッテシマオウカ、、、、







シズカキサクラハワラッタ









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早春様のリクイタサクで裏
果たしてコレはリクに沿ってるのか?
なんか、暗いぞこの話すみません。
シリアス話が得意なもので、、、、
こんなものでよろしかったらもらってください


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