淡い〜幼げ〜



永遠に愛してるだなんて誰が言ったんだろう?
サクラは一人物思いにふけていた。

春野サクラはうちはサスケが好きだった。
自分はこの気持ちはずっと一生続くと思っていた。
“一生愛の人生”というポリシーのもと毎日を送っていたのだ。
だから、サスケをずっと想っていたのだ。
最近はサスケも余裕も出てきて一緒に帰ってくれるときが増えて着々と二人の距離は縮まっていた。


いつかは、サスケに自分を一人の女として見て欲しかった。


「おかしいな、、今日もサスケ君と一緒に帰ったのに嬉しくない。」
心のどこかではその理由は気づいていた。

それは、つい最近の事




とある人を見てからサクラは自分がその人に魅入られていることに気づいた。
信じたくなかったし認めたくなかった。


相手は自分の想い人うちはサスケが憎んでいる人だったから、、、、



-----うちはイタチ-----



自分でも信じられない。

見てしまったのはほんの偶然にすぎなかった。

仲間と想われる人物と何か話していた。
そのときは笠もかぶっていなく黒装束も脱いでいた。
綺麗な黒髪と真紅の瞳にサクラは引き込まれていったのだった。



これ以上いるとおかしくなりそうで居るのをやめた。
きっと相手にも気づかれている。
あれ以来ソコには近寄っていなかった。
火影には言っていない言ったら後悔しそうだったから、、。
思い出しただけで胸が躍りだしそうで考えもしない。


「何考えてるんだろうね、、私も、、。」















いつものように毎日は過ぎていっていく
変わりは無い、、、



ホントに、、、、、?














-----写輪眼-----


サスケの写輪眼、、容姿よく似てる
イタチと重なる、、どうしよう

思い出させられる

黒髪、、紅瞳、、、














「はあ、、、はあ、、、」

サクラは何も考えないでひたすら走った。

「私、、何してるんだろう、、?」

あそこにはいきたくなかった。
行ったら最後、、もう、、戻れない、、、












「来ると思ったよ、、、。」







サクラがきた所には既にイタチがいた。



「あ、、、、。」
「君のとこをずっと待っていたんだ。」
「えっ、、。」
「きっと来ると思った。」
「私、、」


イタチはサクラが何か言いたそうな口を塞いだ。

「何も言わなくていい、、君はまだ迷ってる。だから何も言わなくていい。」
「、、、、、、」
イタチは何もかもお見通しだった。
ああ、、もう駄目ね。


「、、、、、」
サクラはイタチの手をはずした。
「貴方の言うとおり、、、私は迷っている、、。」
「そうだね。」
「今は自分の気持ちがよくわからない」
「別にそれでいいよ」
イタチは微笑んだ。綺麗な笑みだった。




「別に君を奪おうって訳ではない、、。今はね、、、。」
「あ、、、」
イタチはサクラの頬に触れた。


「また来るよ、、。」
「あの、、!!」




「今度来た時は、、、」
「、、、、」


「!!!」


一瞬唇と唇が触れた。




「もしかしたら、、君を奪いに来るかもしれないから、、。」
「待って!!」
「じゃあ、、」
「えっ!!」


イタチは一瞬にしてサクラにキスをして消えていった。

「、、、、」


サクラは一体何が起こったのかわからなかった。



唇に手を当てる、、。



「私、、どうしよう、、、。」



まさか言えない。


「イタチさん、、私」


奪って欲しいなんて想う自分がいて、、


「わたし、、、」


貴方の事が好きに、、、、






「本当に、、どうしよう。」




好きになったなんて、、一体どうすればいいのだろう、、







----------END----------


限りなくサクラ→イタチなのは気のせい?
あれ?リクはイタチ×サクラじゃなかったけ?
でも一応イタサク要素が入ってたから許してください
スミマセン、、、。



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