6 call my name







上下関係は重要。
勿論、肩書きだって忘れてはなりません。

総隊長
隊長副隊長
三席
四席
以下略。

乱菊の肩書きは副隊長
ギンは隊長

普通に考えれば、そう、普通ならこんなに友達感覚ではあってはならない・・・


「ヤッホ、乱菊〜。」

「ギン!あんたどっから!」

「窓からやで?」

「あ・・そう。」


幼馴染の名残、上の階級であるギンに対しては普通に話してしまう。
まあ、自分の直属の上司も子供なだけに同じ扱いになってしまうが・・


同じ階級同士の女の子達のように、キャピキャピというわけにはいかないのに。


「そうそう、今日来たのはこれや。」

「何?コレ?」

ギンから渡されたのは、紙の箱。
丁寧に包まれている。菓子折りのようだ。

「もらったん。乱菊も好きなものだからおすそ分けや。」

「へ〜、あら干し柿じゃない。」

箱の中身は乱菊の好物の干し柿だった。
嬉しくてるいその場で口に入れてしまった。

「どや?」

「ええ、とってもおいしいわ。ありがとう、ギン。」

「どういたしまして、じゃぁまたな乱菊。」



”ギン”

”乱菊”


こやって、ずっと名前で呼び合えてたらよかったのにね・・。








---END---

そういえば、結構ブリーチは隊長副隊長さん同士はニックネームで結構呼んでますよね?
ちゃんとした場面では違いますが・・・

ギンと乱菊が名前呼びしているのがとっても萌えるのです。
幼馴染っていいね!






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