勘違い
「ねぇねぇ、サクラちゃーん!『あのこと』なんだけど…!」 「あぁ、『あのこと』?いいよ、ナルトっ!」 「有り難うサクラちゃん〜!」 「もう、抱きつかないのぉ〜」 「ごめんってばよv」
最近、ナルトとサクラがおかしい。 こんな会話ばかりで、任務が終わるとすぐ2人でどこかへ行く。 前は俺に 「一緒に帰ってもい〜い?v」 と聞いてくるのに、最近は聞いてこなくなった。 ナルトと…付き合ってるのか? まぁ…俺にはどうでもいいことだけれど。
次の日。 「サクラちゃん!今日は俺の家でいいってばよ?」 「うん!いいよ!」 …は?デート…なのか? ま、べ、別にどうでも、いい、けど。 で、でも。 サクラは俺のことを好きなんじゃなかったのか…? それとも…俺がそっけないから嫌いになった…とか? って、なんで俺がそんなこと考える必要があるんだ。 別に、関係ないのに…。
また次の日。 「サクラちゃぁん!今日はサクラちゃんの家でいい?」 「いいよぉ〜」 な、何!? サクラの家に行くのか!? やっぱり…付き合ってるのか…。 でも、サクラの家には俺だって行ったことがないのに…! これは、聞くしかないな…。 本当に付き合ってるのかどうか。
「ナルトー入っていいよ」 「おじゃまするってばよ!」 間に合った! 「ナァァ…ルゥトォォ!!」 「サ、サスケ!?」 「サスケ君どうしたの!?」 「お前ら、付き合ってるのか!?」 『…は?』 「サクラ!」 「はいぃ!?」 「お前は…俺のこと…好きなんじゃなかった…のか!?」
「好きだよ?」
「………………は?」 「え、私サスケ君のこと大好きだよ?」 「そうだってばよ!」 「え、だって、なんで毎日会ってるんだ………?」 「それはぁ…」 「俺が…ヒナちゃんにあげる誕生日プレゼントを選んで貰ってたんだったばよっ!」 「そうそうv」 その言葉に俺は力が抜け、座り込んでしまった。 「ど、どうしたの、サスケ君!?」 「いや…てっきりお前が俺のこと嫌いになったのかと思って…」 「えぇ?そんなことは一生ないvv」 「い、一生?」 「もちろん!私は『うちはサクラ』になるんだから!!」 その言葉に俺の顔が赤くなる。 「あ、サスケ君赤くなったぁvでも、サスケ君が婿に来てくれたら『春野サスケ』だねv」 「…それだけはマジ勘弁…」 「うん、私もうちはサクラがいいもんv」 そう言うとナルトがラブラブでいいなぁと言った。 「そうだ!早くナルト渡してきなよ!」 「あ、そうだってばよ!」 「頑張れナルト!」 「おう!」 そう言って走り去っていった。 「さて…」 「あ、行くの?」 「あぁ」 サクラが俺の耳元に寄ってきてこう言った。
「早くサスケ君のお嫁さんになりたいな」
その後ナルトとヒナタは付き合いだしたとか出さなかったとか。 あ、もちろんサスケとサクラは付き合いだしました。
**あとがき** これは高柳紗雪様に捧げる、1234HITキリリク小説で御座いますv 1234HIT有り難う御座いましたw ------------ ,,,わー!! 可愛すぎます!! 柚羅様のサスサクは可愛すぎて私はメロメロデございます。 私もこんなかわいらしい二人を書いてみたいです 柚羅様には文才あります ないのは私のほうです。 私も速くサクラには「うちはサクラ」になって欲しいです!! 柚羅様素敵小説ありがとうございました。
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