ご機嫌ななめ



サスケとサクラが付き合い始めてはや1ヶ月
サスケはあることに気付いた



「ねー君可愛いね。俺とどっかでお茶しない?」
「君一人?よかったらどっかに遊びに行かない?」


などなど、サクラに言い寄ってくる輩が多いことをサスケは知らなかった


だからサスケは二人で出かけるとそのような輩からサクラを守るように眼を光らせていた
そんなサスケをサクラは
(サスケ君やっぱり無理して私と付き合っているのかな?)
と思って余計な誤解を生むのだ
そのことにサスケは気付いていない
今日もサスケとサクラは二人で出かけていた
そして今日もサスケも顔は何かを睨んでいる様で怖かった

(やっぱりサスケ君楽しくなさそう、、)




暫く沈黙が続く
「、、、、、」
「、、、、、、、」

せっかくのデートもどことなくギクシャク
していた
始めに口をあけたのはサクラだった


「サスケ君、、」
「なんだ?」

「私ちょっとお手洗い行って来るね、、」
「ああ、じゃあここで待ってる」



デパートの椅子にサスケは腰をかけた
ここなら、トイレからも近いし心配することはないだろう






「ああ、私何をしてんだろう、、」
洗面台で顔を直す
「サスケ君、、私と二人っきりだといつ見ても不機嫌な顔してるんだよね。そんなに無理してるのかな?」



自分の泣きそうな顔をみてサクラはため息を付いた




「サクラの奴遅いな、、」


5分たった
一向にサクラは出てくる様子がなかったのども渇いたし、、
「まっ、すぐ戻ってくれば問題ないだろう」
サスケは、飲み物を買いにいってしまった





「あれ?サスケ君?」



暫くしてサクラが出てきた

「、、、まあ、ここで待ってればそのうち来るよね」


サスケが座っていたところにサクラは座ってサスケが帰って来るのを待っていた
その時だった



「君一人?」




振り向くといかにもナンパッテ感じの男がサクラに近づいてきた


「いえ。人を待っているんです。」
「いいじゃん?どうせ待ちぼうけでしょ?いい店知ってるんだ一緒に行こう」
その男は結構強引でサクラの腕をいきなり掴んできた

「放してください!!」
「放さないよ。付き合ってもらうからね」
もう、なんぱというより一種の拉致だ





「おい!人の女に何ちょっかい出してんだよ」
「サスケ君!」
見るとサスケはいつもの倍ぐらいの殺気を纏っていた
「なんだよ、、ヤローつきか、、、」
男は観念したのかサクラの腕を放して逃げていった

「オイ大丈夫か?」
「うん、、」
掴まれた腕に痕がついいた強く握られた証拠だ
「こんなの残しやがって、、!」
「ご、、ごめんなさい」

サクラはサスケが怖かったなんか声がどこかしら怖かったのだ

「、、、、、こうなるから、、嫌なんだ、、」
「、、え?、、、」
「しつこいナンパが多くておちおちお前とゆっくりする事もデキねーな」
「、、、、、、、、」

サクラは今の言葉に少し泣きそうになった
もしかしたら、本当は付き合うのが嫌じゃないのか?と思う日もあったからだ
誤解だったのだ急に胸の中がスッキリしていくのが分かる


「じゃあ、、、今度は、、私の家に来る?それともサスケ君の家に行く?」



「ああそうだな、、、そのほうがいいかもな、、」
その時のサスケはこっちが嬉しくなるくらいの微笑だった



なんか、今度のデートは違う意味で緊張する
もう、あんな怖いサスケの顔を見なくてもいいのだ


「じゃあ、なんか差し入れもって来るね」
「じゃあ、俺の家にするか」
「うん!!」





その日の帰りは、今度何をしようかと二人の会話が進む


「サクラ、、なんか嬉しそうだな、、」
「だって、サスケ君の家にいくの初めてになるんだもん楽しみだよ」
「そうか、、そういえばまだだったんだよな、、始めからこんなやり取りにすればよかったのかもしれないな」
「そうだね」




悩みが吹っ切れたサクラの笑顔はとても綺麗だった
嫌われていたわけではなかったのだから、、、、
このことはサスケには黙っておこうそんな事言ったらまた
「お前は全く、、、!!」
なんていわれかねない

でもそんなことより、サクラはサスケの家に遊びに行くときの差しれをなにかにするか
考え始めた
だってもう、悩む必要もないのだから



「おい、サクラ!!おいていくぞ」
「待ってサスケ君!!」






そこには、黒髪の男の子と桜髪の女の子
二人の姿は幸せそうで
二人の道はまだまだこれから、、、、、、





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相互記念美都葵様に捧げます
なんかこの文章おかしいです。ホントに話の辻褄あってない
省いてるの多すぎ
書き逃げます探さないでください
こんなのでよかったら貰ってやってください
紗雪





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