羽化  後編





「ただいま。ククール。」



マルチェロが帰ってきたのは、ククールが帰ってきてから少したった後だった。
ククールからの返事はなかった。

「ククール?帰ってるんだろ?」


「・・・・・・。」

返事はない。
「?」
マルチェロはそこまで気にしないでご飯の準備を始めた。
もう、ククールにもイロイロあるんだとそう言い聞かせて・・・
自分もククールと同じぐらいの頃、よく悩んだりしたから・・・



ククールはベッドに寝そべっていた。
保健養護の先生から貰った生理用品と専用の下着と手紙とにらめっこ
顔を赤くして・・・・・やっぱり・・・言えない








「ククール!!ご飯できたぞ!部屋から出て来い!」






暫くしてマルチェロに呼ばれた。
どうしよう・・・・決心がつかない。





「・・・・・・うん・・」


とりあえず、手紙だけもって部屋を出た。


「ククール?顔色悪いぞ大丈夫か?お腹は平気か?」
「うん・・大丈夫。」
「ちょっとこい。風邪かな?」

マルチェロは自分のおでことククールのおでこを合わせた。
あまりにも突然で全身の力が抜けた。
だから・・・封筒を落としてしまった。


パサっと音がして、床に落ちた。
「ん・・?何だこれ?」
「あ!」
マルチェロが先に、封筒を拾った。
それは大人の字で保護者様へと書かれていた。
マルチェロはなんでククールが元気がなかったのかがわかった。

「ククール?これはなんだい?」
ククールからして、何か問題を起こすような事をするような子じゃない事ぐらいわかっている。
「大丈夫・・ククールは何かするようなコじゃない事はわかってるから。」
マルチェロはククールの頭を優しくなでた。

ククールは少し安心した。
「私・・・恥ずかしくて言えない。中身は全部その手紙に書いてあるから・・・お兄ちゃん読んで・・。」




マルチェロは手紙を読み始めた。


マルチェロは納得した。
何故ククールがそんなにそわそわするのかを・・・・・

これは言えないな・・・・


そうか・・もうククールはそんな年になったのか・・・
以前友達を連れて来たことがあった。
高校の時だ、その友達は結構ククールを気に入っていた。
よく遊びに来て、あいつもなついていた。




その時はまだ・・・幼稚園か・・
今目の前にいる妹は、初経を迎え恥ずかしそうにこっちを見ている。



「お兄ちゃん・・・?」
マルチェロはククールの頬を優しくなでた。
「おめでとうククール。これはおめでたいことなんだよ。」
「・・・・・・」
マルチェロの様子がなんか可笑しい。




「お兄ちゃん・・・・・?」







「ククールにイロイロ教えてあげないとね・・・。」




















「お兄ちゃん・・・・こんなの可笑しいよ。」



二人の服は概に肌蹴ていた。
ククールの上でマルチェロは、うっすらと笑っている。

「何でだい?俺はククールが好き・・ククールも俺の事好きだろ?」

マルチェロはククールのスカートの中に手を入れて、休まず赤いものを生産してる箇所へと触れた。

「や!!」



「これは・・・血だけじゃなくて、子宮のなかからイロイロな不要なものが流れて来るんだよ。ククール。」
「うう・・」
怖くて、ククールは泣いていた。
瞳に涙をいっぱいに浮かべ・・・・

マルチェロは指についた秘所の血を舐めとった。


「やだ・・・!!」




マルチェロは片方の腕はククールの頬に手を当てる。
体が震えている。
怖いだろう・・

今兄ではなく、男として接しているのだから・・・



「や・・」


か細い声が聞こえた。
触れそうな声で恥ずかしすぎる仕打ちに耐えていた。


「ほう、今まで気づかなかったが胸はあるのだな・・・」
触って確かめる。
小ぶりは少しの膨らみが自己主張している。



「ん・・・」
「感度は良好だ。いい女になるぞお前は・・」


「お兄ちゃん・・やだ・・」
「イヤじゃないだろ・・・教えてあげてるのに・・。」



ククールの下着を剥ぎ取り、スカートを捲り上げた。
「やだ!!」
必死で抵抗しているが、まるでなにもない感じだ。



「無駄だよ。」


「やだ・・」






膝を割って入りズボンのファスナーを下ろした。
「ククールよく見てごらん。」
「ひ!!」


マルチェロは自分の雄をククールに見せた。
「・・・あ・・や・・」

「これを此処に入れるんだよ。」
指で指し示した。
「え・・・や」
「痛いけど我慢するんだよ。」


「んん”ん”!!」
マルチェロはククールの口を塞いで、一気にいれこんだ。
ククールが全力で体を動かして抗うがなんの意味もなかった。


マルチェロは突然のククールの体の変化に興奮状態になっていた。


ククールはいつもと違う兄の態度に混乱状態だ。
これは悪い夢だ。
思いたい。


訳もわからず、マルチェロは動き出した。

「ん”・・や”ぁ・・・あ”ぁぁ〜!!」



痛い
死ぬほど痛い
やめて!




突きが激しくなって、一気にマルチェロは自身を抜いた。
「きゃ!!」


血と一緒に白いものがククールの体にかかった。


「お兄ちゃ・・・・ひど・・」



ククールは気を失った。


マルチェロはククールをそっと抱き締めた。
































次の日、何事もなかったのようにマルチェロは優しかった。
そんな兄にククールは戸惑いを覚える。



マルチェロは以前にも増して優しくなった気がする。
纏わりつく視線が痛い。
怖い

歪んでるみたい・・・・・



「お兄ちゃん・・・?」


「なんだい・・・ククール?」


「なんでもない・・・。」


「ククール・・。」







「!!」


「いってらっしゃいのキス・・」



ククールはびっくりして、何も言わずに家を出た。



あれからマルチェロが可笑しくなったのかもしれない



「あーぁ。ククールに嫌われちゃったかな・・。」
マルチェロは新聞を読みながら独り言のようにつぶやいた。
ようやく自覚が出来た。


何で自分はこんなに妹に執着するのか・・
普通なら友達や彼女を作ったり遊びたいのが、普通である。
周りからは責任感のある、妹の面倒を見る好青年だが・・違うのだ。




実の妹と関係を持てしまった。
犯罪だ。
別に意
犯罪なんてくそくらえだ!

兄妹だ。
家族だ。
引き離される理由なんてない。







「まぁいいさ、もう何年も待ったんだ。いまさら2・3年どうってことない・・・」





ククールを女へと成長した日から


中が変わり始めた。












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まず初めに・・・


申し訳ございませんでした(土下座)

チャットをしたネタでこんなのを書きました。
すみませんこんなの企画なんかに載せられないもですよ・・・
これだけなんかノリが違う。うっかりマルクク!


クク生理ネタで思いついたもの&チャットででたもの
小学生で初経
ブルマから血をたらす
マルとククは兄と妹
マル兄レッスン

全部融合したらこうなりました。

企画関係者様・・・・すみません。お目目汚しもいいところです。

たかやなぎは しをかくごしている!!


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