繰り返す過ち   後編



“サスケ”は言葉を言い終えるとまたサクラの唇を塞ぐ。

サクラはそっぽ向いてよけるが、そんなの意味がないのと同じだった。
頭を押さえつけられて無理やりふさがれる。
先ほどより濃厚なキス

息をしているのがつらい
限界ぎりぎりでやっと放された。


「ゲホ・・・ゴホ・・・。」

そのうちに“サスケ”は手を下半身へと向けていった。
そっと弄る。
小さな入り口はじめに小指を入れる。
「や!!」
サクラは一生懸命はじいていたが、そんなの抵抗のうちに入らない。
いきなりの異物感、サクラは悲鳴を上げる。


「痛い・・・」
「そうか、いきなりじゃ痛いよな・・・」
“サスケ”は小指を抜いて下部の突起を軽くなでる。
そこは女の性感帯。
「やああ!!」
一瞬、サクラはビクっとはねた。
「ここ、気持ちいい?」

「・・・・・・・・」


“サスケ”の言葉にサクラは押し黙る。
「答えろよ。」
もっと刺激を強くした。
「ああん・・ああ・・・」
サクラは自分の声に驚き口を塞いだ。
「・・声、出さないと辛いぜ?」
にやっと笑った“サスケ”はサクラの秘部へ顔を埋めた。
何事?かとサクラは“サスケ”を見ようと起き上がろうとしたが、、サスケの行動が早く見ることができなかった。

“サスケ”はサクラの蜜を舐めとる。
水っぽい音をわざと出してサクラの羞恥心を駆り立てる。


「ああ・・・やあぁ・・・、やめてぇえ・・・」
サクラは泣きながら顔を左右に振る。
「感じてくれなきゃな・・・それに、そうしねえとお前が辛いだけだぜ?」
“サスケ”は何のためらいもなく舌でサクラの下部の戯れを続ける。
「ああ・・やあ・・・あぁぁぁ!!」
まだ、感じたことのない感覚にめまいがする。


「つ・・・う・・・・」
サクラは声を頑張って抑えていたが押し寄せてくる快感がそれをやめさせる。
いったん“サスケ”は顔を離すと、もう一度指を入れてきた。
今度は人差し指。
よく潤っていて簡単に入る。
少しかき回した後、もう一本増やした。
「いやあ・・・」
サクラの歪んだ顔が“サスケ”をますます欲情させる。
指が激しく暴れだす。
「ああ・・・あん・・・んんん!!」
サクラはあまりの感覚に体を何かに縋りつかなきゃ耐えられなかった。
“サスケ”の体を強く引っかいた。
「何?サクラ誘ってんの?」
ますます深く、強く引っかいた。
「・・・・って・・・・」


「もうそろそろいいか・・・」
“サスケ”は己自身を取り出して入り口にあてがった。

「いやああ!!」
サクラは必死で逃げようとしたが簡単につかまる。
「本当は、気絶したサクラをヤったっていいんだよ?感じさせてやってんだから、おとなしくして。」
“サスケ”は本気だ。
サクラは怖いほど“サスケ”の優しい声に、恐怖を覚える。

「なんで、こんなことするの?」
「あ?」
「やめてよ・・・」
「いい事教えてやろうか?」
「・・・・・・・」
「お前な、今ぐらいの年で誰かにレイプされるんだよ。俺が駆けつけた時には後の祭り・・・」

サスケは話しながら指をかき乱す。

「サクラとは付き合ってるけど、初めての相手は俺じゃないんだよ。」
「それは・・・・きっと・・・あなた自身よ・・・繰り返されて・・・」
「知ってるよ?そんなこと・・」
「!」

「俺がサクラを好きいなったのは、傷つけられて弱弱しく泣くお前にくるんだよ。
 サクラは“未来の俺自身”に犯されるんだよ。むかつくよね?サクラは俺のものなのに・・・
 未来の俺でも、俺から見れば“ただの他人”じゃん。やめさせてやりたいけど、それじゃあ・・・・
 肝心の“サスケ君”がサクラを好きになてくれないんだよね。」

サクラは聞き終わった後、絶望を覚えた。

「言っておくけど、中で出すからね。」

「やめて・・・・いや・・・・」

“サスケ”は了解を得ず、無理やりサクラの中に入れていった。
「いた!!・・・いやあ・・・」
悲痛な声が盛りに響き渡った。



































「遅いな・・・。」
サスケは“サスケ”の帰りを待っていた。
いつもなら、これぐらいの時間に帰ってくる。
サクラのことだから、きっと引き止めて“サスケ”はサクラを可愛がってるから遅いのだとは思うが・・・・・


いくらなんでも遅すぎる


「なにやってんだよ。あいつ。」



アシタガタノシミダヨ

サクラハカワイイナ

アシタヤルコトガアルンダヨ




ザラっとした笑顔
サクラに向ける歪んだ微笑



「まさか・・・・!!」

最悪の予感が的中しそうだった。
考えたくない、一番考えたくない展開・・・

サスケは演習場所へと走っていった。













森はしんと静まり返っていた。
人の気配などない。
思い過ごしだったようだ。
「帰ろ・・・・・」






「・・・・・・・・・・・」








ふと、視界によぎったものがあった。
女の裸
不自然な血痕
白い変なもの
涙の後



「サクラ・・・・・・」

その女は紛れもなく

「サクラ!!」


慌てた抱き起こす。
「サクラ・・・・」
泣き疲れているのか、失神するまで?
“サスケ”のいやみな笑顔が浮かんだ。
「あの野郎・・・」

「ん・・・・」
サクラが目を覚ました。
「サクラ・・・」
「いやあ!!」
サクラは強い拒絶を見せた。
「サクラ!!俺だ!!」
「いやああ!!・・・うう・・・・ひっく・・」
サクラは情緒不安定なのか?いきなり泣き出した。
弱弱しく、ただひたすら泣き続ける。

「サクラ・・・ごめん・・・気づいてやれなくて・・・」






































-----------------数年後--------------------



今ならわかる。
何で自分がナルトより上忍になったのが遅かったのかが・・・・
何であいつはサクラを・・・・・・・・
自分でも思う・・・わかる。
ムカくな・・・・。それがないと何も始まらないなんて・・・・・




「サスケ!!ちょっと新しい術の実験台になれ。」
サスケは五代目火影綱手に呼び止められた。
「はあ?」
本当は内心やっと来たチャンスだと嬉しかった。

「タイムスリップだ!!どこの時代に行きたい?」



「そうだな・・・・・」


「−−−−年−月−日に行きたい。」
「えらく具体的だな・・・。まあいいその方がいいかもしれないな・・」



待ってろよ・・・俺が欲しかったもの奪いにいってやる。
あの小さいサクラが、俺の腕の中で泣きじゃくるのを考えただけでイキそう・・・・・




「えらく楽しそうだな・・・」
「ああ・・・」


待ってろよ・・・これからすべてを奪いにいってやるから・・・







ソシテ、フタタビクリカエス







---------------------END--------------------


久しぶりのバットエンド
一度書いてみたかったんです。
大人サスケ×子供サクラ
私はかなり萌え・・・
一回書き終えたが、データが消えて書き直し
はあ・・・
なんか、前とえらく違っちゃいましたがね。
ストーリー的には全然同じですが・・・
やっぱり、文書は一度思いついたのがいいですね。


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