目覚め〜続編思春期の困惑〜 春野サクラは悩んでいた。 もちろん、サスケとナルトの事である。 “あの事”があってから幾日が過ぎていた。 サクラが目を覚ますと二人は気持ちよさそうに寝ていた。 晩の欲望に満ちた顔なんて一欠けらも無く、寝息だけがあどけない。 自分も15だし、くノ一はチームメイトの性欲処理にされることだってあるって事は知っている。 それが、遅かれ早かれくる時が来てしまっただけの話・・・。 「覚悟はしていたけど・・・・やっぱりイヤだな・・・・。」 その日は自分のベッドで眠りについた。 次の日サクラはいのとヒナタに偶然会い、甘味処でお茶をした。 最近は会うことも少なく、身の上の話に花が咲いた。 しかし、話題はいつの間にか違う方向へと向かっていった。 「ねえ、二人共もう経験した?」 話題を振ってきたのはいの。 「・・・・・・それなりに。」 「・・・・・・・・・・・・うん。」 くノ一となればそんな会話も、まれではない良くあることだ。 「いのの班ってどんな感じなの?」 「え?チョウジは食い気しかないから、シカマルだけよ。でも、あいつも淡白ね。そんなにしない。」 いのは平気で淡々と事務的に言っている。 まるでもう、いつもの事みたいに・・・・・ 「それって、もう何度もあるってこと?」 サクラは目を見開いた。 「そうだけど、なに?サクラあんたはまだ?」 「そうじゃないけど・・・・まだ1回・・・。」 「相手はサスケ君?」 いのは興味津々で顔をのぞかせる。 「二人相手だったの・・・・・」 「すごいわね。」 あまりの返答にいのはあいた口が塞がらなく、ヒナタはただ顔を紅くするだけだった。 「ヒナタはどうなのよ?」 「え・・・・・と・・・順番って・・・処かな・・・?」 「はあ・・」 「キバ君は見かけ通りだし、シノ君はマニアックだし・・・」 「「そう・・・・・」」 あんなことがあるのは自分だけじゃないというのは解かっていた。 ただ戸惑っているだけ。 くノ一だからって、気持ちを割り切れるほど大人ではない。 その後、サクラはいのたちと別れて一人でいた。 「やっぱり気持ちを割り切ること出来ないよ!!」 一人丘の上 もう、夕刻で誰もいない 夕日を見ながら叫んでみた。 今でも、鮮明に思い出せる。 自分の部屋にいたはずなのに、あんなことになるなんて思っても無かった。 今まで見たこと無いサスケとナルトの顔怖かった。 ああ、本当に二人と一線を越えてしまったんだ。 ------------------サクラ・・・------------------ ------------------サクラちゃん------------------ 「・・・・・・・・・・」 何を考えているのか あの行為の思考が止まらない。 どんな形にしろ想い人と一線を越えた。 本当は、もっと違う形でそうなりたかった。 己の欲望のはけ口としてそうなってしまったのだから・・・。 「やっぱり・・・やだ・・・・」 あの時、自分を乱すのが・・・・好きな人だけだったら 結ばれたのが・・・・想い人だけだったら・・・・ 「・・・・つ・・・」 思考回路が止まらない 体が疼く 気づいたら指が下部に移動していた。 「・・・なに・・・・や・・・」 そう思おうとも止まらない 自分の想像がエスカレートしていく 何をしているのかは自分でもわかっている。 でも、指が止まらない自分で自分を慰めてるなんて初めてだ。 「あ・・・・・」 ササっ 「!」 慌ててサクラは体制を直した。 辺りを見回したが何もいない 空耳か・・・・? 後ろを振りむいた。 「よお。」 「サスケ君!!」 慌てて手を隠した。 「何やてんだ?こんなところで・・」 「ああ、いの達と遊んでてその帰り!もう私帰るね。バイバイ」 すぐ帰ろうかと思った。 しかし、サスケにつかまれてしまった。 「待てよ。」 サスケが握った腕は、さっきサクラが一人で慰めていたほうだった。 「サクラ・・・お前一人でナニしてたの?」 サスケがサクラの腕を上げて指に口を近づける。 「やだ・・・」 サスケが指を舐める。 同時に、指についていた蜜を舐めることになる。 「驚いたぜ?サクラが一人でしてるんだもん。」 「!」 はじめから見られていた。 「それにまだ途中だろ?苦しいんじゃないか?」 「そんなこと無い・・・」 「そうか?震えてるぜ?」 首筋をそっとなどって見るとサクラは過剰なくらい反応する。 「ほらやっぱり・・・」 サスケはにやっと笑う。 「なら俺が、気持ちよくしてやるよ。」 「え!」 サスケはサクラの後ろに周り、胸を触りだす。 洋服越しの摩擦感が形容しがたい。 「ああ・・・」 片手は概に下に下りていた。 「なんだよ、もう濡れてる。」 指を入れた。すべりがいいため、いとも簡単だった。 「やあ・・・」 「やだって・・それが嫌がってる声かよ?」 「つ・・・・ああ・・・・・」 サスケは激しく指をかき乱す。 「気持ちいいのか?」 「や・・・・・」 「強情な奴だな。」 秘部に自己主張していた突起をつねってみた。 「ああああ!」 サクラは叫んだと同時に力が抜ける。 「はあ・・・はぁ・・・」 少しぐったりしている。 「もういちゃったの?」 サクラにその声は聞こえない。 「サクラ・・・・俺も何とかして欲しいんだけど」 そんなことサクラは聞いてはいない。 「サクラ・・・疲れちゃった?まっいい、暫くお前の体借りるからな・・・」 サスケはサクラを抱きかかえて一瞬のうちに消えていった。 これからどうなることは解かっている。 でも、どうすることも出来ない。 それが、割り切れたことであろうと 義務であろうと 誰にも止められないのだから・・・・・ --------------------END-------------------- 微妙だなおい! 続編やっちゃいました。 皆さん、続きが気になりますというのを 何度か貰ったことあるので、いろいろ考えてました。 今度はカカシもいれるか?なんて考えている時期もありました←ヤバイだろそれは 続編はサクラの性への目覚めってことで←これもどうかと思うが・・・ 自慰ネタです。 一度書いてみたかった。 でも、自慰ネタはまた別で描きたい話があるから書くかも。 「繰り返す過ち」のほうに頭がいってて「目覚め」が不完全燃焼になってしまった。 ごめんなさい もう、これで完全に終わりもう続き描きません。 |
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