切なさの行方 9 サクラを見つけた暗部はすぐさま木の葉の里に引きもどして火影に報告した 「そうか、やはり生きていたか、、、」 「どういたしますか?」 「春野サクラを連れ戻す、、相手はS級抜け忍か、、暫く考える。ご苦労だったお前たち、暫し休め」 「はっ」 「全くどうしたのもか、、」 綱手はあの時の少年サスケを思い出した 全てを知った時の顔かなり動揺していた 責任を感じているようだった それとも悔しいのか、、 綱手はサスケのサクラへの気持ちを瞬時に理解した このまま暗部に命令を下してもいいが 一回一戦交えて慣れているカカシ達に任せるのも捨てがたい そうなれば、ナルトもサスケも首を突っ込む形になるだろう それは余りしたくない 「、、、難しいところだな、、、、、」 次の日、火影の部屋にカカシを初めとする 数人の上忍が集まった 案の上、そこにナルトとサスケがいた (カカシの奴、、、) ナルトとサスケはカカシの家で変化がないか見張っていた カカシが出かけるので着いてきたのだろう 「ナルト、サスケお前たちは帰れ」 「「いやだ!!」」 「いつもの任務とは違う!!」 「俺だってサクラちゃんを助けたいってばよ!!」 「、、、借りがある、、俺も同じだ、、」 二人は意志を曲げなかった 「、、、もう、、好きにしろ、、しかし、何かあったら私は知らないからな」 綱手が折れることで事はついた 「では作戦を、、、、、」 上忍たちは綱手の作戦を聞き始めた 「、、、、、、、、、作戦は以上だ。あくまで戦うのはカカシ、アスマ、ガイ、紅は三人の援護だ その間にナルトとサスケはサクラを助ける、、シンプルだがコレでいく。 相手には下手な小細工は通用しない、他はもしもの場合に備えて遠くで待機、 全力でいけ!以上だ」 -----------------------行意----------------------- 「サスケ、ナルト、、、、無理をするなよ」 カカシが二人の頭を優しく撫でた サスケは左手で右の腕を強く掴んだ 何かを決意するように その顔はとても殺気じみていた |
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