THE  座談会〜Girl's side〜 2




サクラ・いの・ヒナタ・テンテンはまたいつものお店で集まっていた。

何を隠そう、ここで四人が集まるのならやることは唯一つしかない。
恒例の座談会




「今回の仕切り役は誰だっけ?この前私だったのよね〜。」
いのはケーキを食べながら皆に問いかけた。

座談会といえども、ここのカフェのスウィートデザートは彼女達には欠かせないアイテムでもある。
座談会に始める前は必ず何か頼む。
それで、口直しにお茶を飲み、それから本題に入るのだ。


「今日は私・・・」
テンテンは自信満々に手を上げる。
前は議題に詰まったが、いつもは仕切り役の当番が回ってくる時に議題も考えてくるのだ。

時々話しがずれてお惚気大会
彼氏自慢
愚痴大会
お悩み相談になる

たいてい後半になるときまってそうなる。




「「「で、今日は何?」」」
テンテンがにやりとする。
三人ゴクリとつばを飲んだ。




「もうすぐじゃ早いな・・・クリスマスまで一ヶ月きったじゃない?」
「「「うん。」」」
「だからさ今回は私の提案なんだけど、8人で集まらない?」
「「「え?」」」
「ほらさあ、下忍で集まったことはあってもこゆうのなかったでしょ?
 昼間とかは皆で居て夕方は解散して、お互いデートって感じで・・・
 でさ、男子に内緒で私たちだけで何か計画をしようと思うんだけど・・・皆はどう?」



「いいんじゃない?」
「・・・・おもしろそう。」
「いいと思うよ。」


「じゃ、決まりね。」



三人の反応にテンテンは笑う。



「それでね?その計画なんだけど、偶然を装って方がいいと思うんだ。」
「そうね・・・そのほうがいいかも私たちには・・」
サスケはただでさえ、他人と居るのが嫌いなタイプだから言ってしまったら行きたがらないと思う。

「でもな〜こっちはそこに行かせるのが苦労よね〜。」
シカマルはめんどくさがりだからイベントとかも無頓着だ。

「ナルト君・・・自分で勝手に行動とらなきゃいいけど・・・。」
言葉どおりである。


「それもそうだけど、ネジだってそうなんだよね〜。その課題は置いておいて・・・本題に!」
「「「あ、うん」」」


「もう、お店には予約してパーティー会場セットしてあるのよ。飾り付けやその他はこれから、
 男達はクリスマスなんて、どうでもいいと思ってるやつが多いけど、女の子にとっては一大事!」
「「「その通り!」」」

「だから、盛大にやろう!それに二人っきりになるのは夕方からでもいいでしょ?」
「「「うんうん」」」

(サスケ君すぐがっつくし!)
(シカマルのヤツ寝てばっかりだし)
(ナルト君エネルギッシュだから大変だし・・・)
(ネジは最近修行ばっかだし・・)

それぞれ・・・悩み多き恋愛です・・・。




「そうだ?当日のパーティーってどうするの?」
話しを切り出したのはサクラだった。

「それはこれから決めようと思って・・・でさ、そろうのはお昼ぐらいがいいかなって・・・」
「そうね。そのほうがシカマルも動いてくれそうだわ。」
「飾りとかは・・・前日に皆でやるの?」←サクラ

「もちろんそのつもり!だから、皆で頻繁に集まってもらいたいんだけどいいかな?」
「「「OK!!」」」



「ところでさ、皆クリスマスどんなプレゼントあげるの?実を言うとそっちの方も聞きたい・・・」


「私まだ決まってないのよねぇ〜サクラはぁ〜?」
「わ・・・私?そうだな・・・何にしよう?ヒナタは?」
「え・・・えっと・・・・・・・・・・テンテンさんは?」



「だから、私決まってないから皆の意見を参考にしようと思ってたのに・・・」


「「「私もそうだったんだけど・・・」」」




「「「「・・・・・・」」」」



全員同じ考えだっただけに、しんと静まり返った。


「まいいか。今日は私の計画みんなに聞いてもらったし、賛成してくれたし。」
「そうね。この計画面白そうだし・・・」←いの


「まあ、プレゼントは自分で考えるわ。これからが忙しくなるわね。ってそんなでもないか・・」
「お店予約ってことは料理とかはしないの?」←サクラ

「そう、私の親の知り合いのお店で格安にしてもらったからそこのところは大丈夫!!」
(((さすがだ)))


「じゃあ・・・私たちは当日どうやって相手をそこまで連れてくるかと会場の飾りとかでいいの?」←ヒナタ

「うん。そんな感じ。後は盛り上がるようになるでしょ?」


随分中途半端だがこの際それは置いておこう。

















「クリスマスね・・・・もうそんな時期なんだ」←いの
「そうね・・・」←サクラ
「町もクリスマスらしくなってきたもんね。」←ヒナタ








そして四人は当日のお店の飾りの打ち合わせを初め、時間を決める。

「大体4時ぐらいにここを出るって感じで、後は皆の自由よ。」
「「「なるほど」」」








「そんで、クリスマスの夜何があったかは、洗いざらいの報告会だからね!」
「「「え?」」」



テンテンは意地悪な笑みを浮かべた・・・。







(((まさか・・・本当は”それ”が目的なんじゃ・・・・・)))






テンテンの本心は一体?




「やだな〜私は純粋に皆でクリスマス過ごしたいだけよぉ〜。」
満面の笑みでテンテンはいうが・・・・・








(((絶対嘘だ・・・・楽しんでる・・・・)))

三人こう思わずには居られない・・・・







「あ〜当日が楽しみねぇ〜」














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何気に人気のある座談会
シリーズ化したいのに全然執筆してない今日この頃・・・

今回クリスマスが近いって事で、こんなお題を・・・・・
いや〜これをさせたかったんですよ。
下忍全員ではなくて、カップルだけのやつで・・・・
クリスマスは女の子だけのお題となりますので男子は普通になります。

クリスマスが近い頃になったら、続編をアップしたいです。
さてさて、どうなることやら・・・・・

また皆と解散してからの各カップルの話もアップできたらなぁ〜なんて思ったり←大丈夫?



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