この恋を君に捧ぐ 8 「ルルーシュ、力抜いて大人しくしてて、痛いのはイヤでしょ?」 「く・・。」 視界は少し薄暗い。 スザクなりの気遣いなのだろう。 それでも、全く見えないわけではない。 良く見れば色調の違いは良く分かる。 ルルーシュが頭の中で考えている間にも、腰に結ばれている帯が解かれた。 スザクは片手で器用にルルーシュの帯を脱がしていく。 ただ浴衣を羽織る形になった。 パサっと前が広がり、素肌があらわになる。 「肌白いね。日本人にはない色だよ、すっごい綺麗。」 スザクはその肌見たさに、ルルーシュの浴衣をすぐに脱がした。 ルルーシュの少しの抵抗が見られたが、スザクはそんな事は気にしない。 「あ・・!!」 和服はスザクの方が慣れているのは当たり前、その手際にルルーシュはついていけない。 申し訳ない程度に下着を身に着けている姿になる。 「う・・。」 ルルーシュは羞恥心で、顔が更に真っ赤になる。 耳まで赤面しているのが、後ろにいるスザクにも分かった。 からかう様に耳を舐めると、案の定思い通りの反応が返ってきて、スザクは笑みをこぼす。 ルルーシュは体を震えながら、チラチラと遠慮がちにスザクを見る。 口元だけが笑っている 「力抜いてって言ってるでしょ?まだまだこれからなんだから。」 「ひゃ・・!」 スザクは両手をルルーシュの形のいい胸を掴んだ。 「ひ・・あ・・ぁ・・」 「へぇ・・・感度いいんだ?ルルーシュって処女だよね?ちょっと処女って扱いにくいと思ったけど楽しめそうだよ。」 「はぁ・・はぁ・・つ・・。」 「肌、本当綺麗だよね。吸い付いてる触りごこちいい。」 「やん!」 中心の果実をつまむ。 唇は首筋に吸い付いた。 ルルーシュは顔が茹蛸のようだった。 「はぁ・・つ・・あ・・・」 上半身の攻めだけなのにココまでの反応を見せるルルーシュに、スザクは気をよくし暫くこの状態を続けた。 スザクの部屋にルルーシュの艶やかな声が、小さく響く。 ルルーシュの声がスザクの欲を煽る。 「い・・や・・はぁ・・。」 「まだ放さないよ。ルルーシュ、こういったこと慣れてね。これからもずっと続くんだから。」 「ひゃん!・・つ・・。んん!!」 片方の手が段々と下にさがる。 下着をずらされて、まだルルーシュ自身でさえも触った事もない秘所へ指が降りた。 「あ・・!!」 そこは既に十分に潤っていた。 「へぇ・・・胸だけでこんななんだ。本当に感じやすいんだね。」 スザクは嬉しそうに、指をルルーシュの蜜壷の中へ侵入させた。 「つ・・・い・・!」 「きついね。こんなんじゃ俺の入らないんじゃない?狭すぎだよ。」 無遠慮に言いたい放題やりながら、スザクは奥へと侵入していく。 「ひ!!」 「大丈夫。力抜いて、大人しくしてたら悪いようにはしないって言ったろ。」 大人しくなったルルーシュを見てスザクはニヤリと笑い、その指を動かした。 「あん!」 「はは、いい声もっと聞かせて。」 「ひ・・は・・・はぁ・・あん!」 「指増やすよ。」 スザクは指をもう一つ増やす。 一応ルルーシュには、負担をかけないように優しく挿入した。 「う・・・あ・・」 「いい子だね。ルルーシュ。」 少し声が苦痛を伴う色を増した。 まだ増やすのは早かったんだろうか? しかし、チマチマとしていたら出来るものも出来なくなってしまう。 スザクはそう思い、一回指を抜いた。 「はっ!!」 「ルルーシュ、こっち横になって。」 スザクはルルーシュを布団に横になるように促す。 器用に体勢を変えてルルーシュの上に覆いかぶさる形になった。 膝わ割って組み敷く形になり、ようやく先へ進める。 「そういえばまだ、してなかったよね。」 「へ?・・あ・・ん!!」 スザクの顔が近づいたと思ったら、唇を塞がれた。 スザクとルルーシュにとっての初めのキスは、とても濃厚なものだった。 ただ口を合わせるだけのとは違い、舌が絡み合う。 キスに慣れているスザクは、ルルーシュをその気にさせようと口内を刺激する。 舌のざらついた感覚が、口の中で暴れてルルーシュは、苦しかった。 息を吸いたい。 しかし、大きく口を開けても、スザクの思う壷だ。 また強く舌で絡められる。 こうった事が初めてのルルーシュでも分かる。 スザクはこういったことに慣れているという事。 また、その気にさせるのが、上手い・・・。 これが普通の女の子なら、きっと蕩けるだろ。 自分から舌を絡めるようになるだろう。 しかし、ルルーシュからしてみれば、まだ恐怖の対象となる。 ハッキリ言って気持ち悪かった。 そんな事口に出してしまえば、辛い仕打ちになるのは分かりきっているから言わない。 でも、少なからず態度に出ているはず。 「ルルーシュ、嫌?俺とキスするの・・・。」 「ふぁ・・あ・・・」 ちゅと唇を吸われて音がした。 やっと正常な呼吸が出来るとルルーシュは、何度も深呼吸をした。 「ま、でもルルーシュが嫌でもするよ。」 「わ!!」 「だって、俺ルルーシュの事気に入っちゃったし、今更やめられないよ。分かる?これ?」 「ひ!!」 スザクはルルーシュの手を、自分自身に触れさせた。 それは大きく張り詰めていて、熱い。 「や・・。」 「おい、おい、傷つくな。そんな汚い目で見られると・・。これから君の中にコレが入るんだよ?」 無理やり力強く握らされる。 ルルーシュは見ないように目を硬く閉じた。 しかし、逆に視界がない分、手の感触は脳に響きやすくなる。 手の平がなんともいえない感触に、慣れなくて刺激に耐えられない。 「・・・くく、男のコレみんの初めて?ってそうだよね。君は綺麗な皇女様だったもんね。」 「はぁ・・ぁは、はぁ。」 「いいけどね。それよりもうちょっとここ慣らすよ。コレじゃ入れても俺が痛い。」 「い!!」 一気に2本の指をルルーシュの秘部に挿入した。 「うわ!きついよ。締めないでよ!」 「む・・り・・。」 「はは・・反抗的な言葉、今が初めてじゃない?」 「ん・・・ああぁ!!」 スザクは一点を集中的に攻めた。 突然ルルーシュの声質が少し変わった。 「見つけた。ここがいいの?」 「ひ・・あぁ、あ・・ん・・・あぁあっ!」 「ここなんだね。」 何も考えられないようにとしたのか、スザクはルルーシュの一番感じるところだけを攻める。 無論ルルーシュは、初めて知る快感に勝てるはずも無く、ひたすら声を上げていた。 気持ちいい感覚を、少しでも紛らわせようと声を上げているのだが、 反対に自分の声があまりにも普段とは違いすぎ、ルルーシュは戸惑いを隠せない。 「ひ・・・あ。・・あ!あぁ!」 「声さっきより高いよ。」 スザクは他所の愛撫も欠かさなかった。 さっきは出来なかった、鎖骨や耳に息を吹きかけて痕跡を残していく。 赤い色はルルーシュの白い肌に良く映える。 乳房の頂点に吸い付き、舌で弄びさっきよりも大きな声が響いた。 上半身と下半身を同時に愛撫をされて、体が震えた。 今までで、一番大きい快感かもしれない。 「いや・・は・・・あああぁ!!やめ、やぁ!」 ビクンビクンと体が、痙攣した。 その様子を見て、スザクはニヤっと笑った。 「・・・イったんだ。」 「え・・?」 唐突に”いった”と言われ、何を指しているのかいまいちつかめなかった。 「イけたんだ。じゃぁ今度はコッチ。」 「え・・・あ!!」 スザクはルルーシュの足を持ち上げた。 ルルーシュの秘所がハッキリと見える。 「・・・こんな綺麗なの初めて見た。肌が綺麗だと、ここも綺麗なんだね。」 「あ・・やだ・・。」 足を広げて持ち上げられて、恥ずかしいところをマジマジと見られるのは恥ずかしい極まりない。 そんなにジロジロと見ないで欲しいと、足を閉じようと頑張るが、所詮は叶わなかった。 「おいしそう。ねぇ、ちょっと舐めていい?」 「な・・!!」 「ダメといっても舐めるけどね。」 「え・・!!ひ!!」 「さっきから何?”ひ!!”ってそんなに怖い?気持ちいいでしょ?」 「ああ・・・や、やめて・・・おねが・・」 「ダーメ、だって俺は舐めたいんだよ。だからやる。」 「ふ・・う〜・・う・・あ・・。」 心の中で何度も、恥ずかしい、やめて、お願いを何度もつぶやいた。 「やぁ・・うう!!」 「すごい・・・ルルーシュの蜜たれてくる。舌で蓋してあげる。」 「な!!」 中で柔らかいのか入ってきた感じがする。 「う・・そ・・」 嘘ではなかった。 スザクは、舌をルルーシュの中に入れているのだ。 そして周りの壁を舐め始める。 「ふ・・・ふぁ・・あっ!!」 チュパチュパとヤラシイ水音が耳に嫌でも入ってくる。 スザクはもっと恥ずかしがらせようと、ワザと大げさに音を出す。 ルルーシュのてはスザクの頭を掴み、押し出そうとするが、 スザクからしてみれば、髪の毛を触って撫でているようにしか思えないらしく 逆に、スザクを煽っていることに気付かない。 はたから見れは、実に乱れた構図なのだ。 何もかもがありえないルルーシュは、気を紛らわそうと首を振るが意味は無い。 「はぁ・・あ・・あぁ!!い!!」 「気持ちよかったでしょ。こんなに濡らして・・・」 「はぁ・・はぁ・・」 スザクは満足したのか、ようやくルルーシュの秘所から顔を放した。 「蕩けきってる顔してる。エッチな顔。」 蒸気した頬を撫でる。 ルルーシュは息を整えることに必死で、ピクリとも動かない。 目も潤んでいて、涙がこぼれそうだ。 あれだけ丹念に体を解したのだ、こうなるのは必須。 「ねぇ。俺のハチキレそう。十分我慢したよね?いれるよ。」 「・・・はぁ・・ふ・・つ・・。」 ルルーシュはただ荒い呼吸しか口から出なかった。 スザクは自分の雄をルルーシュの下半身にあてがう。 「!!!!!!」 スザクは腰を押し進めた。 「うわ!あんなに慣らしたのに・・キツ!」 「イ・・いた・・痛い!!」 ルルーシュは痛みのあまり、叫んでしまった。 「おい!周りに聞こえるだろ!」 「ふ・・ん、んーーー!!」 スザクは慌ててルルーシュの口を手で覆った。 ルルーシュの中はきつすぎた。 スザクも痛みが伴っている。 「はぁ・・きつい・・狭すぎ、締めすぎ。ルルーシュ力抜けって。」 「ひ・・んん・・・」 スザクは手をどけると、もう一度ルルーシュと唇を重ねた。 「ふ・・。」 なんとか力を抜けさせようと、他の愛撫も施すが大して変わらない。 「ん!!んーー!!」 ルルーシュが強い抵抗を見せた。 さっきよりも倍近くの力が動いている。 こんな細い体に、どこからそんな力が出てくるのだろうと、スザクはこんな場面で少し感心した。 どうせこんな程度の力じゃ、覆すなんて無理だろうと油断していたら、ルルーシュは渾身の力を振り絞ってスザクを突き飛ばした 繋がっていた下半身も、抜け少し二人に距離が出来る。 火事場の馬鹿力といった所だろう。 よほど自分の身に危険を感じたルルーシュは、横に無造作に置いてある脱がされた浴衣を羽織り、スザクの部屋からでようとした。 しかし、戸を開けようとした瞬間、後ろから体を抱きしめらる形でつかまった。 「どこへ行こうとしたの?ルルーシュ。」 「ひ!!」 ルルーシュは恐怖のあまり、声が裏返った。 「きゃ!!」 スザクは乱暴に、ルルーシュの体を布団へと突き飛ばす。 「ルルーシュ、そんなに俺に乱暴されたいの?」 「いや・・・」 恐怖で腰が抜け、立つ事も出来ない。 ゆっくりと近づいてくるスザクがルルーシュにとってはとても恐ろしい。 「優しくしてあげようと思ってたのに、君からそんな態度を取るんじゃ・・・」 「ひぃ・・・!!」 「さっきからそんな悲鳴ばっかり、もっと色気のあるのにしてよ。ここは恐怖の館じゃないんだよ。」 「う・・・ひ・・あ・・」 顔色が悪い。 怯えきっているのは、スザクにも分かりきっている。 でもやめられない。だって楽しいから。 「うぐ・・・!!」 「大人しくして、本当に力でねじ伏せるよ。」 ルルーシュの細い首を、両手で少し強めに握った。 こんな少しの力でもすごく苦しそうにするのに、強く握ったらどうなるのだろう。 「ぐ・・・ん・・・が・・う・・・ゲホ!!グフ!!」 ルルーシュは手に力を入れて腕をなんとか、首から離れさせようとするが全く動かない。 いや、首の圧迫感のせいで力が出ないのだ。 そんな中、苦痛に顔をゆがめているルルーシュを気にせず、スザクはそのままの体勢のままでいたが、 流石に途中で我に返り、両手を放した。 解放されたルルーシュは咳き込み、苦しく呼吸をしている。 「可哀相なルルーシュ。苦しい?」 「あ・・やめて・・。」 今度こそ本当に逃げられない。 怖くてもう体が動かない。 「泣いてもやめない。むしろもっと泣かせたい。」 「いやぁぁぁああぁ!!」 スザクはルルーシュの中に、もう一度侵入する。 「・・痛い・・。いたぁ・・。」 「さっき一度入れたから少しは慣れたでしょ?」 「や、・・ぬ・・・抜いて、お願い・・。」 「やん!」 スザクは乱暴にルルーシュの豊満な果実を掴む。 「最後までするよ。君の意見は聞かない。」 奥まで侵入すると、なじむまで待つ。 流石にまだ十分に解していない中は、スザクにもキツい。 「本当にきついなぁ。でも動くよ。」 「きゃぁ・・・あ・・・いっ!!」 労りをもってしなければならない行為なのに、粗暴に扱われルルーシュは、神経がおかしくなりそうだった。 スザクは面白いものを見るかの様に笑っている。 いや、ルルーシュの表情を見て楽しんでいるのだ。 その苦しんでいる顔も、涙も、恐怖に支配されている心も全て。 スザクは口は笑っているが、目は笑っていなかった。 少し狂気を含んだような顔でルルーシュを見る。 その表情は見ていて怖かった。 スザクは容赦なく腰を動かし、ルルーシュが泣こうが喚こうが関係なかった。 「・・・今更口ふさいでも仕方ないか・・。」 概に部屋中にルルーシュの悲鳴は漏れているのだ。 「でも煩いから、その口ふさぐよ。」 「や!!・・あ・・・んあ〜・・!!」 2度目のキスはねちっこく、いくら声を出しても外には届かない。 下半身に生半可じゃない痛みを味わいながら、蕩けるようなキスをしてくるスザクをルルーシュは恨めしく思う。 「ふ・・・ふぅ・・・」 「あぁ・・もう・・出すよ?ルルーシュ。」 「や・・!!」 「俺が出すといったら出すの。」 最後に大きく突かれてスザクは一瞬震える。 「つ・・・。」 「いや・・やだぁ・・・。」 ルルーシュの中に生暖かい感触が走る。 スザクは己を抜くと、一緒に赤と白の液体が流れ出た。 「・・・う・・うぅ・・」 ルルーシュは一体何が悲しいのか分からないまま、泣いた。 屈辱なのは当たり前、でも逆らえない。 これが自分に課せられた命令であり、運命。 初めから理解していたのに、いざとなれば怖いもの。 大人しくしてればいいなんて無理だ。 だって怖くて仕方ないから。 「いやぁ・・・もういやぁ・・・。」 両手で顔を覆い、体を丸くしてうずくまる。 スザクは自分が注いだ液体をルルーシュの中からかきだした。 「あ・・」 「血が出てるね。痛かったでしょ。」 「・・・あ・・・。」 スザクは笑っていた。 征服感と、この純潔だった証を見て満足している。 髪を優しく撫でてくれた。 さっきとは違う態度に、戸惑いが隠せなかった。 目を見開いてルルーシュはスザクを見るが、特に変わった様子は無い。 変わらず怖い笑顔だから。 「今のうちに謝っとく。」 「・・・え?・・・。」 「これで終わりと思ったら大間違いだよ。まだまだ足りない。さて、続きやろうルルーシュ。」 「ちょ・・やめ・・」 「君の”ヤメテ”は聞かない。」 スザクはルルーシュの足をもう一度開かせる。 初め見たときとは変わって、グチャグチャになっている。 「さっきまでここ処女だったんだよね。俺なんかに汚されちゃって・・・クク・・。」 「やめて・・・おねが・・」 スザクはもう復活した己をルルーシュの中に入りこむ。 そして今度はすぐに動き出した。 「ひゃ・・やめて、もうやめて・・・」 「ダメ・・だって気持ちよすぎ。それにルルーシュのいう事は聞かない。」 「嫌だ・・。やめ・・て、あん!・・・ふ・・あぁ・・。」 上半身の愛撫がルルーシュに降りかかる。 何も考えなくしてやろうと、スザクの考えだろう。 柔肌を舌で十分に味わいながら、ルルーシュの下の口を刺激する。 「つ・・も・・や・・やぁ・・。」 「まだそんな口が聞けるんだ。」 「ふ・・・うう〜。」 本当に泣き始めてしまった。 ぐずり初めたルルーシュを見ても、スザクは動きをやめなかった。 言葉どおりもっと泣き顔が見たいのだろう。 「ルルーシュ・・・俺だけの・・・」 「いやぁ・・・もうやめ・・・許して・・・」 「あぁ・・ルルーシュ気持ちい・・。」 「いやぁぁ・・」 ルルーシュの声は段々掠れてきて、最後には出す事も出来なくなった。 |
BACK NEXT |