ノスタルジア  14





サクラの言葉にカッとなったサスケは、サクラをベッドに縛り付けた。

持っていた紐で両手を、ベッドの柱にくくりつける。
かなりきつめに縛られているため、手首が痛かった。



「なんだよ。お前・・・何考えてるんだ?」
「サスケ君には・・・関係ない。」

売り言葉に買い言葉、本当はそんなことを言いたいわけではない。
でも、少しはここまで追い詰められている自分の身にもなって欲しいとサクラは思った。
心にもない言葉が、口から次から次へと出てくるのだ。


「サスケ君なんて嫌いよ!ちっとも私の気持ちなんて分かってない。」


「だたらお前は俺の気持ちも分かっていない。」


サスケは、サクラの下半身を脱がすと、両足を肩にかけた。


「な・・・!!」


サクラはサスケの手の早さに、身震いした。
下半身だけが脱がされている。
恥ずかしい体制に、体が動く。

「暴れるなよ・・。サクラふざけるのもたいがいにしろ。」
「なに・・よ・・・放してよ!!」

「悪いが、手加減する気はねぇ。」








「や・・・いや・・・・やあぁぁぁあ!!」


サスケは慣らしてもいないサクラの秘部に、自分を無理やり挿入した。


「やめて!!いや・・・いた・・痛い!!」


痛みから逃れようと、必死で抵抗するが、手は縛り付けられ、足はサスケにしっかりと掴まれている。
上半身がかろうじて動くだけで、実際はなんも意味もない。
あまりの痛さに血が出てくる。

受け入れる準備が、出来ていない秘所は拒否をおこしてサスケの侵入を防ぐ。


「つ・・・てめぇ・・力抜けよ。」

「いや・・・いやゃぁ・・・。」

サクラは頭を振って痛みをまぎらわそうと必死だ。

「こんな締め付け、今までなかったよな?興奮してんのか?」
「いや・・痛い・・・抜いて。」



抵抗するサクラが気に入らないのか、サスケは腰を強く押し付けた。
その反動で全てがサクラの中に入る。



「あ”ああぁぁ!!」
「・・すげけ・・・血が潤滑油になってるぞ。」


サクラの秘部を見ると、血が流れている。
これは相当痛みがはすはずだが、そんなことをかまっている気は、今のサスケにはなかった。



すべりを良くしたのか、サスケは動き始めた。
いつもなら、満たされた気持ちになる情交も今となっては、跡形もない。
そこにあるのは痛みを伴う、独りよがり、暴力。
無抵抗に屈服される状態だ・


揺さぶられて、動かされるたび、下半身に鈍い痛みが走る。



「放して・・お願い・・抜いて・・いた・・。」
「痛い?すべりよくなってきてんのに?お前も濡れ始めてるんじゃねぇの?」


サスケはやめようとはしない。
それどころか、律動はますます激しくなってきた。


「や・・い・・・いや・・!!」



「サクラ・・・。」




「サスケ・・・く・・ん。」



サクラはサスケの顔を見たが、涙でぼやけ見ることが出来なかった。
それで今自分が泣いていることに気付く。

もう自分はサスケを見ることさえ出来ないのか?


そもそもサスケが好きだったはずなのに、どうしてサスケから心が離れてしまったのだろう?
クロメと夜の二人が、二人を変えてしまったのか?
いや、変わったのはサクラのほうか?


「・・つ・・出すぞ。」


サスケは、その言葉を合図にサクラのかなに欲望を放った。
やっと解放されると思ったサクラは安堵したが、それは叶わなかった。


「もう満足でしょ・・?放して・・。」


「何いってるんだ?サクラ。」


サスケは復活した己を、再びあてがった。

「ひ!!」



「さっきも言っただろう?手加減はしない。」



「いや・・やめて・・」

サスケは侵入をやめない。
今度はゆっくり、じわじわとサクラを追い詰めていく。

「やめて・・・私・・・」

「サクラの意見なんて、関係ない。」



「いやぁぁぁあ!!」
























一方的な行為は何度も続いた。

サクラは揺さぶられる中、意識だけが別になった感覚に陥った。


これでサスケもサクラの元から去っていくのだろうか?
無理もないと思う。
さっきから嫌いだの、他の男を好きだの散々サクラは言ってしまったのだ。

愛想を疲れてしまったのだろう。



なら・・・それなら暴力でもよかった。
激しい痛みがあってもかまわなかった。




始めはただ・・サスケに気付いて欲しかった。
心の寂しさを、どうしようもない違和感を・・。



悲鳴を上げた心と体に、救いを求めていたのだ。
それを助けてくれたのが、サスケではなくてクロメだっただけなのだ。
本当はサスケに救われたかった。


でももう無理だろう。
この行為が終わってしまえば、自分達はもう終わりだろう。
サクラはそんな予感がした。




だからこのまま時間が止まってしまえばいいと思った。


暴力行為でもいい

サスケをずっと見ていられるなら



サクラは一生続いてもいいと思ってしまった。









そして、何度かのサスケが射精をした後、完全にサクラの意識はなくなった。































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