繰り返す過ち  中編



“サスケ”は七班と行動をともにすることになった。
カカシと同じ見ているがわだったが・・


よく、修行には付き合っていた。



どちらかといえば質問攻めにあっていた。



「ねえ、ねえ。、、俺ってば火影になってる?」
「現時点ではなってないが、綱手はお前を火影に推薦するといっていたな。」
「ほんとに?やったあ!!」
“サスケ”の言葉にナルトはハシャグ。

「サクラも知りたいんじゃないの?」


「ねえ、サスケ君は幸せになってる?」
「・・・・・・」

「ああ・・・大丈夫。」
そういってサクラの髪をなでた。
サクラも安心してこのまま髪の毛を“サスケ”に触らせていた。



横目でサスケはなぜかイラだっていた。







「そうそう!俺ってばいつ上忍なるの?」
「俺もよくわからないが・・・確か・・サクラに聞いた話じゃあ16って言ったな・・・。」
「サスケ君は?ついでに私も・・・・」
“サスケ”のところから離れないサクラは肝心の大切なところを聞いていなかった。

「ああ、俺は18で上忍になった。サクラは17で特別上忍な。」

「何?俺ってばサスケより上忍になるの早かったの?」
「ああ・・」
「信じられない。」
サクラは目を見開いた。
横で聞いていたサスケは相当今の話が聞こえたのかそっぽ向いてどこか行ってしまった。

「俺にはいろいろあったんだよ。サクラならわかるんじゃないか?」
“サスケ”はサクラにそっと耳打ちをした。
「!」

言われてみればそうかもしれない。

一族のこと大蛇丸のこと兄のこときっと上忍になるまでいろいろあったのだ。
「ごめんなさい・・・私・・」
「別にいいって」


“サスケ”とサクラは完全に二人の世界に入っていた。



カカシはそんな光景を珍しそうに眺めていて、少し内心笑っていた。
ナルトはサスケより早く上忍になれると聞いて浮かれて
サスケはそれを聞いて一人で修行を初めて
サクラは“サスケ”にべったり








任務が終わればナルトやサスケ組み手の相手をする。
このところ、一人一人でやりたいというのが出てきて、順番に相手をしている。
今日はサスケの番だった。
















術を教えてもらった。
その他、写輪眼の新しい使い方
戦術





「なあ・・・お前一体何を企んでいるんだ?」
サスケの口から言葉が出てしまった。
「なんのことだ?」
「お前の顔、不気味だ。」
「それは、お前が笑っている俺の顔が気に食わないのか?
 俺は大人になって心の余裕ができたんだ。やっと笑えるようになったんだ。」
それは、正論である。
サスケはそんな“サスケ”の言い分がなんかムカついた。
「そうじゃない・・・サクラと話すお前の顔・・・」
「ああ、サクラは可愛いな。」
「なっ!」


いきなりの爆弾発言にサスケは言葉を失う。
「くくく・・本当だ。まだ、お前にはわからないと思うがな・・」
“サスケ”はサスケの頭をなでた。
「子供扱いするな。」
「子供だろ。」
“サスケ”は微笑む。
「それに、夜も遅いから今日はここまでだ。」
「まだやれる!」
「無理するな。帰るぞ・・」
「・・・・・・。」

サスケはむくれながら仕方なく“サスケ”と帰っていった。
サスケは見えないところで、“サスケ”がゆがんだ笑顔をしていることに気づかぬまま・・・
「明日か・・・」
「?」
「明日、俺帰るから・・」
「じゃあもう終わったのか?やりたいこと?」
「ああ、後もうひとつ残ってるが、それは明日だ。」
「ふーん。」

“サスケ”が帰るということに安堵した。
自分の知らない自分に何を思うか?
仲間に向けるザラついた笑みそれが明日で終わる。
せいせいした気分だ。



「ああ、明日が楽しみだよ。」




一人ぼやく言葉は“サスケ”自身しか聞こえなかった。




































「今日はサクラね。」
翌日の任務の終了時刻。
“サスケ”が修行を見るのが日課となっていたが、いつもはナルトかサスケかで決まっていたが
最後の日はサクラになった。
「えっ?私?」
「そう、ナルトとちびサスばかりじゃね。今日はサクラ!」
「ほんとに?やったあ!」
“サスケ”と修行ができるなんて思っても見なく喜んだ。







サクラには幻術を中心に教えた。
やはり才能がある。特別上忍になったサクラも幻術の使い手として名が知れ渡っている。
教え外があった。
でも、体力がないのが致命的だった。

「サクラ、体力つけような。」
「ハイ・・・・。」

サクラもこれは気にしていた。
もう日が沈んであたりは暗かった。
長い時間ずっと通して修行をしていてサクラは倒れた。
まだ、少女という名前が代名詞につく年齢だ。
サスケやナルトとは違う。
「サクラ、少し休もうな。」
“サスケ”はサクラを抱き上げて木陰のほうに移した。

相当疲れていて息が荒い。
顔も少し赤く、汗が少し流れている。
「はあ、はあ、」
「サクラ、大丈夫か?」












なんていうのはただのこじつけ




本当は、この日をずっと待っていた。






“サスケ”はサクラを叢に押し倒しファスナーをおろした。
「???!!」


「いや!!」
「暴れるなよ。悪いようにはしねえから・・・」


唇を塞がれた。
舌が侵入してきてますます息苦しくなった。

「んん・・・ん・・・」
放すと唾液が二人の唇を結んでいる。
サクラは必死に抵抗するが体格の差でもう何にもならない。
「それで、抵抗してるつもりなの?痛くも痒くもないぜ?」
サクラが纏っていた物をすべて剥ぎ取った。


「いやああ!!」


「大声出しても無駄。ここは、昔から人気がないんだからな。」


“サスケ”がサクラの肌に吸い付く
「んん・・・」
次々と赤い血痕がついていく
そっと、膨らみかけの乳房に手をかけた。
「ああ・・あ」
声を上げてしまった。
「可愛い声だな?」
「やだあ・・・・」
「言っておくが、最後までやめないぜ?ここへきた一番の理由は・・・」



サクラは震えながらどうか最悪な答えではないように祈ったが・・・




「サクラ・・・お前を犯すために来たんだからな・・・・・。」









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